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冷戦
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国共内戦
1927年に始まり1949年に終結した中国の内戦。国民党(蒋介石)と共産党(毛沢東)が中国支配をめぐり争い、日中戦争を挟みながら断続的に続いた。1949年10月、毛沢東が中華人民共和国の建国を宣言し、蒋介石率いる国民政府は台湾へ撤退。現代の中台問題の原点となった。
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脱植民地化
19世紀に確立した植民地体制が、第二次世界大戦後の約30年間で急速に崩壊した過程。アジア・アフリカ・カリブ海諸国の約100カ国が独立を果たした。民族自決の思想、冷戦構造、植民地経済の矛盾が複合的に作用した。ファノン・サイードらは政治的独立にとどまらない文化的・心理的解放の必要を説き、ポストコロニアル思想の基盤となった。
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フォークランド紛争
1982年4月、アルゼンチン軍事政権がフォークランド諸島に侵攻。英国サッチャー政権は機動部隊を派遣し、74日間の戦闘を経て奪還した。双方合わせて約千名の死者を出した小戦争ながら、軍事政権崩壊・サッチャー長期政権の確立・未解決の領土問題という三つの遺産を残した。
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宇宙開発競争
1957年のスプートニク打ち上げに始まり、1969年のアポロ11号月面着陸で象徴的頂点を迎えた米ソ宇宙覇権競争。表向きは科学技術の競争だったが、根底には核弾頭搭載ロケット開発という軍事的動機があり、宇宙はイデオロギー闘争の主戦場となった。
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スエズ危機
1956年にエジプトのナセル大統領がスエズ運河国有化を宣言したことを契機に、英・仏・イスラエル三国が軍事攻撃を開始した危機。米ソ両超大国の圧力により三国は撤退し、イギリス・フランスの帝国的影響力の終焉と、アメリカ主導の戦後国際秩序の確立を象徴する事件となった。
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天安門事件
1989年4月から6月にかけて中国全土に広がった民主化・反腐敗運動が、6月4日の軍事弾圧によって終息した事件。学生・市民が天安門広場に集結し、言論の自由と政治改革を求めた。犠牲者数は中国政府の情報統制により今も確認されていない。
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国際連合設立
1945年10月24日、サンフランシスコ憲章の批准により51カ国で正式発足。国際連盟の失敗を教訓に、安全保障理事会の拒否権制度を軸とする集団安全保障体制を構築した。現在193カ国が加盟する最大の国際機関であり、戦後世界秩序の制度的基盤をなす。
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ベトナム戦争
1955〜1975年、共産主義の北ベトナムと米国が支援する南ベトナムの間で戦われた武力紛争。冷戦の代理戦争として拡大し、米軍最大54万人が投入された。テト攻勢(1968年)が世論の転換点となり、パリ和平協定(1973年)を経て1975年サイゴン陥落で終結。軍事的優位が政治的勝利を保証しないことを示した20世紀の戦略的教訓として記憶される。
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冷戦構造の形成
第二次世界大戦終結直後から1989年前後まで続いた、米国を中心とする西側資本主義陣営とソ連を中心とする東側社会主義陣営の対立構造。核兵器の存在により全面戦争は回避されつつ、代理戦争・軍拡競争・イデオロギー闘争が世界規模で展開された。
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キューバ危機
1962年10月、ソ連がキューバに核ミサイルを配備していることが米国偵察機により発覚し、13日間にわたり米ソが核戦争寸前まで対峙した事件。ケネディ政権の決断過程は、危機管理と集団意思決定の古典的研究対象となった。
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ソ連崩壊
1991年12月、ソビエト連邦が15の独立国に解体した事件。70年にわたる社会主義体制と、40年以上続いた冷戦構造が同時に終結した。ゴルバチョフのペレストロイカを契機とした改革が、結果的に体制自体を解体に導いた。