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モダニズム
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デ・ステイル
1917年、テオ・ファン・ドゥースブルフがオランダで創刊した同名誌を母体に発展した前衛芸術運動。ピエト・モンドリアンの新造形主義を理論的支柱とし、垂直・水平線と三原色(赤・黄・青)および白・灰・黒のみによる造形を追求。絵画のみならずヘリット・リートフェルトの家具・建築にも貫徹され、バウハウスと並ぶモダニズムデザインの源流となった。
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フィルム・ノワール
1940〜50年代のハリウッドで成立した映画様式。フランス語で「暗黒映画」を意味する。ドイツ表現主義の光と影、ハードボイルド文学の世界観、戦後アメリカの不安が交差して生まれた。ハンフリー・ボガートやリタ・ヘイワースが体現した「運命に翻弄される男」と「팜므・ファタール」の造形は、現代のビジネス倫理論や組織論にも示唆を与え続けている。
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フィネガンズ・ウェイク
1939年刊行。ジェイムズ・ジョイスが17年かけて書いた最後の長編。英語を軸に60以上の言語を混成させた造語と掛け言葉で構成され、アイルランド人HCEの夢の一夜を描く。ヴィーコの循環史観を骨格に、神話・歴史・日常が渾然一体となった20世紀文学最大の実験作。
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ゲルニカ
1937年、パブロ・ピカソがスペイン内戦中のゲルニカ爆撃(1937年4月26日)に応じて制作した大型油彩画。縦約3.5m・横約7.8mのモノクローム画面に、断片化された人体・叫ぶ馬・炎を組み合わせ、空爆の恐怖と民間人の苦しみを描く。パリ万博スペイン館で初公開され、以後20世紀最大の反戦絵画と称される。現在はマドリードのソフィア王妃芸術センターに所蔵。
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ミース・ファン・デル・ローエ
1886年生まれのドイツ系建築家。バウハウス最後の校長を務めた後、渡米してシカゴを拠点に活動。ファンズワース邸やシーグラム・ビルに結実した「ユニバーサル・スペース」と「スキン・アンド・ボーンズ」の美学で、近代建築の語彙を根本から書き換えた。
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響きと怒り
1929年、ウィリアム・フォークナー発表。ミシシッピ州の名門コンプソン家の没落を、知的障害者・学生・冷笑家・黒人女性という四者の視点で語る。タイトルはシェイクスピア『マクベス』の一節に由来。意識の流れ・時制の解体・語り手の信頼不能性を極限まで押し進めた、20世紀英語小説の頂点に位置する作品。
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荒地
1922年、T・S・エリオットが発表した434行の長編詩。「死者の埋葬」から「雷鳴の言葉」まで5部構成で展開し、廃墟と再生という普遍的テーマを神話・多言語引用・断片的語りで編み上げた。第一次大戦後の文明の崩壊感を象徴する作品として、ジョイスの『ユリシーズ』と並ぶ20世紀英語文学の金字塔。
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ル・コルビュジエ
スイス生まれのフランス人建築家・都市計画家・画家・家具デザイナー。1926年に近代建築の五原則(ピロティ・屋上庭園・自由な平面・横長窓・自由なファサード)を定式化し、『住宅は住むための機械である』と宣言した。サヴォワ邸、ユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの礼拝堂、チャンディガール都市計画を残した。
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失われた時を求めて
フランスの作家マルセル・プルーストが一九〇九年頃から死の直前まで書き継いだ七部構成の大長編。全三千ページを超える。十九世紀末から第一次世界大戦後の貴族社会・芸術家・恋愛を舞台に、語り手「私」の幼時からの記憶と芸術の完成への自覚を、精緻な文体と「無意志的記憶」の発見を通じて描く。二十世紀文学の最高峰の一つ。
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ユリシーズ(ジョイス)
アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスが一九二二年にパリで刊行した長編小説。一九〇四年六月十六日、ダブリンの広告取りレオポルド・ブルームと、知識人青年スティーヴン・ディーダラスの一日を、全十八エピソードで描く。各章は異なる文体で書かれ、ホメロス『オデュッセイア』と対応する構造を持つ。意識の流れ手法を駆使した二十世紀モダニズム文学の頂点。