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禁書
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ロリータ
ロシア系アメリカ人作家ウラジーミル・ナボコフ(1899-1977)が1955年にパリで刊行した長編小説。12歳の少女ドロレス・ヘイズへの偏執的な愛を独白形式で描く。禁書論争を経て20世紀英語文学の傑作と評価され、「不信頼な語り手」技法の代表例として現在も論じられる。
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薔薇の名前
イタリアの記号論学者ウンベルト・エーコが1980年に発表した長編小説。1327年、北イタリアの修道院で起きる連続死の謎をフランシスコ会修道士ウィリアムが解く。隠された書物——アリストテレスの『詩学』第二巻——が事件の核心にあり、知識の独占・検閲・権力の三角関係を抉る。記号論と中世神学を織り交ぜた知的娯楽の頂点として世界的な反響を呼んだ。