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神道
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天照大神
『古事記』『日本書紀』の最高神で、伊勢神宮内宮の祭神。太陽神・皇室の祖神として位置づけられる。弟スサノオの乱暴を怒り天の岩戸に隠れた神話(岩戸神話)は、太陽の消失と復活を象徴する日本神話の最重要エピソード。
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伊勢神宮
三重県伊勢市にある神社。内宮(皇大神宮、天照大神)と外宮(豊受大神宮、豊受大神)からなる。神道最高位に位置付けられ、皇室の祖神を祀る。約 1300 年にわたり 20 年ごとに全社殿を造り直す『式年遷宮』により、永遠に新しく、かつ永遠に古い独特の継承方法を維持している。
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穢れと禊
穢れ(ケガレ)は死・血・病・罪などが生む不浄感、禊は水による浄化の儀礼。神道の中核を成すこの対概念が、日本文化の清潔感・整理整頓の精神的基盤となり、現代の 5S、工場管理、サービス業の品質意識にまで継承されている。
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古事記
712 年、太安万侶が編纂した日本最古の歴史書。稗田阿礼の記憶を元に、天皇家の系譜と神話を物語的に叙述。天地創成・国生み・イザナギとイザナミ・天照大神・スサノオ・ヤマトタケルなど、日本神話の主要エピソードを含む。『日本書紀』と対照的な国内向けの叙述。
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日本書紀
720 年、舎人親王らが完成させた日本最初の勅撰正史。全 30 巻、漢文体で記述され、神代から持統天皇までを年代記的に叙述する。中国の正史に倣った国家事業で、対外的な日本国家の権威づけを目的とした。古事記と並ぶ日本神話・古代史の根本資料。
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神仏習合
6 世紀の仏教伝来後、日本固有の神道と外来の仏教を融合させて信仰した独自の宗教形態。『本地垂迹説』により、日本の神々は仏・菩薩の仮の姿とされ、1000 年以上にわたり両者は一体として共存した。明治政府の『神仏分離令』により強制的に分離させられた。
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神道
日本の民族宗教。仏教・道教・儒教との習合を経て発展したが、教義・教祖・教典を持たない独自性を持つ。自然万物・祖先・土地に宿る『八百万の神』への信仰が核で、神社と祭りを中心に生活リズムに組み込まれる。『感じる』『敬う』宗教として、日本人の深層心性を形成した。
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八百万の神
『やおよろず』は『数え切れない』の意。神道では自然の山川草木・祖先・職業の守護神・家の神など、あらゆるものに神性が宿るとする。一神教の絶対神と対照的な『無限に増殖する神々』が、日本文化の多元性・寛容性の基底をなす。