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武士道
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葉隠
1716年頃に成立した佐賀藩(鍋島藩)の武士道書。藩士・山本常朝の口述を田代陣基が筆録。全11巻。「武士道とは死ぬことと見つけたり」の語で知られるが、その真意は瞬間的決断への覚悟にある。江戸中期の閉塞した武士社会における精神的紐帯として機能し、近代以降に「日本的経営哲学」の源泉として再解釈された。
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宮本武蔵
吉川英治作の長編歴史小説(1935-1939年連載)。荒くれ者の青年・武蔵が厳しい修行を通じて剣の道を極め、人間として完成していく過程を描く。沢庵宗彭、佐々木小次郎ら個性的な人物との交差を通じ、剣禅一如の思想世界を構築する。
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武士
平安末期に台頭した武装した統治階級。鎌倉幕府(1192年)から明治維新(1868年)まで約700年間、日本の政治・文化・社会を支配した。忠義・名誉・死を恐れぬ精神を核とする「武士道」という倫理体系を形成し、現代日本の組織観・責任倫理にまで影響を残す。