Tag
工芸
-
絹絵
絹地を支持体として用いる絵画技法の総称。中国では前漢期から確認され、日本には奈良時代に伝来した。薄絹の透光性が墨・顔料の発色を高め、仏画・肖像画・障屏画の主要素材となった。現代でも日本画の素材として用いられる。
-
ステンドグラス
色ガラスと鉛線材を組み合わせ、光を透過させる建築装飾。ゴシック建築期に隆盛し、シャルトル大聖堂やサント=シャペルが頂点とされる。単なる装飾でなく「光の神学」を体現する媒体であり、文字を持たない民衆への視覚的聖書として機能した。
-
ティファニーグラス
ルイス・コンフォート・ティファニーが19世紀末に確立したガラス工芸様式。乳白色(オパレセント)ガラスと銅箔技法を組み合わせ、自然モチーフを多用した有機的デザインでアール・ヌーヴォーを代表する。ランプシェードと大型ステンドグラス窓が代表的な表現形式である。
-
織物
経糸と緯糸の交差によって布を生み出す技術と芸術の総体。先史時代に起源をもち、シルクロードの交易・宮廷の権威表象を通じて文明史の中核を担ってきた。産業革命期のジャカード織機、20世紀のバウハウス工房を経て、現代のテキスタイルデザインへと接続する。