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ゲノム
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染色体説
遺伝情報の物理的担体が染色体であるとする理論。1902年にウォルター・サットンとテオドール・ボヴェリが独立に提唱し、1910年代にトーマス・モーガンのショウジョウバエ実験が決定的証拠を与えた。メンデルの遺伝法則を細胞レベルで説明し、現代遺伝学・ゲノム科学の礎となった。
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DNA複製
1953年のワトソン・クリックによる二重らせん構造発見を受け、その複製機構が解明された。二本鎖の各鎖を鋳型として新鎖を合成する半保存的複製が基本原理。DNAポリメラーゼを中心とする酵素群が協働し、約30億塩基対をほぼ無誤りで複製する生命の根幹的機構である。
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ヒトゲノム計画
1990年に米国主導で開始され、日米英独仏中の国際コンソーシアムと民間セレラ社の競争を経て、2003年4月に完了が宣言されたヒトゲノム配列決定計画。約30億塩基対を読み、ポストゲノム医学の基盤を築いた。公的データの無償公開原則(バミューダ原則)が科学共同作業の新モデルとなった。