Tag
フランス語で「生の芸術」を意味する。1945年にジャン・デュビュッフェが命名。精神病院の患者、囚人、霊媒師など美術教育を受けていない人々の作品を指す。文化的文脈や商業的意図を排した純粋な表現衝動として、現代美術の制度そのものを問い直す概念でもある。
美術教育や制度的な文脈の外に置かれた作り手——精神障害者・囚人・独学者・霊的ビジョンを持つ者——による制作物の総称。デュビュッフェが提唱したアール・ブリュット(生の芸術)の英語圏での呼称として定着した。制度の外からこそ生まれる表現の純粋さと、その評価をめぐる逆説を孕む概念である。