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生態系
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生物多様性
地球上の生物種・遺伝子・生態系の多様性を総称する概念。1992年の生物多様性条約(CBD)で国際的な政策枠組みとなった。推定870万種のうち記載済みは約150万種にとどまり、現在は第六の大量絶滅と呼ばれる局面が進行中。TNFD枠組みを通じて自然資本リスクとして企業開示の対象に加わりつつある。
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炭素循環
炭素が大気・海洋・土壌・生物圏の間を循環する地球規模のシステム。光合成・呼吸・海洋吸収・地質プロセスが組み合わさり、地球の気候を数億年にわたって安定させてきた。産業革命以降、化石燃料燃焼によってこの循環が急速に攪乱されている。
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腸内フローラ
ヒトの消化管に生息する細菌・真菌・ウイルスなど数百兆個の微生物群集。その総称が腸内フローラ(腸内細菌叢)であり、近年のメタゲノム解析によって免疫制御・代謝・脳機能への広汎な影響が明らかになっている。個人差が大きく、食事・環境・抗生物質が組成を左右する。
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窒素循環
地球大気の78%を占める窒素(N₂)が、固定・硝化・同化・脱窒という各段階を経て生態系を循環するプロセス。微生物が要所を担い、ハーバー・ボッシュ法によって人類はこのサイクルに大きく介入した。食料生産と環境汚染の両面で現代文明の基盤をなす。