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心の哲学
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クオリア
感覚や知覚が伴う主観的な経験の質を指す哲学概念。「赤を見たときの赤さ」「痛みの痛み」のように一人称視点でしか記述できない現象的特性。1974年トマス・ネーゲルが問題化し、デイヴィッド・チャーマーズが「意識のハード問題」として定式化。人工知能・認知科学・倫理学に広く影響を与える。
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唯我論
自分の意識のみが確実に存在し、外部世界・他者の実在は原理的に証明不可能だとする哲学的立場。語源はラテン語の solus(独り)と ipse(自己)。デカルトの方法的懐疑を端緒に展開し、他者の内的意識を確認できないという「他者問題」を派生させた。論理的には反駁困難でありながら、実践的に採用することが不可能な理論として哲学史に位置づけられる。