歴史 2026.04.17
「結果オーライ」が組織を蝕む——満州事変と成功した違反の力学
関東軍の独断を追認した満州事変。成功した違反が処罰されなかった時、組織のガバナンスは不可逆的に崩壊する。
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辞書項目(2)
江戸幕府(1603-1867)は徳川家康が開いた武家政権。260年以上続いた安定の秘密は、兵農分離・身分固定・鎖国・参勤交代・武家諸法度など、諸大名の経済力と軍事力を計算ずくで削ぐ制度設計にあった。とくに参勤交代は、大名財政を恒常的に圧迫し反乱の芽を摘む、精緻な制度的抑止装置だった。
紀元前509年に最後の王タルクィニウス・スペルブスを追放して成立し、紀元前27年のアウグストゥスによる帝政移行まで続いたローマ共和政。二人の執政官(コンスル)、元老院、民会からなる混合政体と、任期制・同僚制・拒否権による権力抑制は、近代三権分立の源流となった。取締役会の原型。