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イタリア美術
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フレスコ画
濡れた石灰漆喰に顔料を塗り込み、乾燥とともに壁と一体化させる壁画技法。古代ローマから受け継がれ、ジョット・マザッチョ・ミケランジェロがルネサンス期に頂点を極めた。一度塗った顔料の修正は極めて難しく、計画の精度と決断の速さが仕上がりを左右する。
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スグラフィート
イタリア語「sgraffiare(引っ掻く)」を語源とする装飾技法。異なる色の素材を層状に重ね、上層を鋭利な道具で削り取ることで下層の色や模様を現出させる。古代ローマに起源を持ち、ルネサンス期のイタリア・中央ヨーロッパで建築外壁装飾として隆盛した。陶芸では現代も世界各地で用いられている。
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ティントレット
本名ヤーコポ・ロブスティ(1518-1594)。父が染物職人(tintore)であったことから「小さな染め師」を意味する通称で後世に知られる。ミケランジェロの素描とティツィアーノの色彩を理想として掲げ、劇的な明暗対比と動的構図で独自の境地を開いた。サン・ロッコ同信会の大装飾連作が代表作。