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1987年刊行。村上春樹が初めて写実的手法で書いた長編で、国内累計1000万部を超えるベストセラーになった。1960年代末の東京と京都を舞台に、主人公ワタナベが友人の死を契機に二人の女性と向き合いながら喪失と再生を経験する。ビートルズの同名曲が作品世界の通奏低音をなす。
1908年(明治41年)、夏目漱石が朝日新聞に連載した長編小説。熊本から上京した小川三四郎が学問・社会・恋愛の三世界に直面し、近代化の中で自己を模索する青春の物語。「迷える子(ストレイシープ)」という言葉が示すように、方向を見失った若者の姿を鮮明に描く。漱石三部作の第一作にあたる。