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カントが1781年に提示した認識論の枠組み。『物自体』とは人間の認識を超えた実在そのもの、『現象』とはそれが感性・悟性によって構成された認識内容を指す。人間は現象しか認識できず、物自体へのアクセスは原理的に不可能とされる。この区分はドイツ観念論の出発点となり、科学と形而上学の限界を画した。