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宗教共同体が成員に科す最重の制裁。カトリックでは「破門(エクスコムニカティオ)」と呼び、秘跡の受領権・埋葬権を剥奪する。歴史上、異端者・政治的対立者・倫理的逸脱者に広く適用され、個人の社会的死を意味した。組織の境界線を画定する機能を担い、現代組織の「追放」メカニズムの原型でもある。
紀元1〜3世紀に地中海世界で広まった宗教・哲学運動。物質を創造した劣等神(デミウルゴス)と真の神を峻別する二元論を核とし、秘儀的な霊知(グノーシス)の獲得により魂が物質の束縛から解放されると説いた。1945年のナグ・ハマディ文書発見で現代研究が飛躍的に進んだ。