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時間論
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ダロウェイ夫人
1925年にヴァージニア・ウルフが発表したモダニズム小説。ロンドンの一日(1923年6月)を舞台に、上流社会の女主人クラリッサと第一次世界大戦の傷を負う帰還兵セプティマスの並行する意識を描く。「意識の流れ」技法の代表作であり、時間・記憶・アイデンティティの断片的な構造が特徴。
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純粋持続
アンリ・ベルクソン(1859-1941)が博士論文『意識の直接与件についての試論』(1889、邦題『時間と自由』)で提示した核心概念。物理学や日常生活が扱う時間は、空間のように等質で分割可能な『空間化された時間』にすぎない。これに対し、意識が内側から生きる時間は、質的に異質な諸瞬間が相互浸透しながら流れる『純粋持続(durée pure)』である。この区別は後の『創造的進化』『道徳と宗教の二源泉』へと展開し、ノーベル文学賞受賞(1927)にも繋がった。プルーストやドゥルーズへの影響も大きい。