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思想小説
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カラマーゾフの兄弟
フョードル・ドストエフスキーが一八七九年から八〇年にかけて雑誌連載し刊行した最後の長編小説。放蕩な父フョードル・カラマーゾフと、激情家のドミートリー、無神論者のイワン、信仰者のアリョーシャ、私生児スメルジャコフという三人と一人の息子が、父殺しをめぐって交錯する。宗教・倫理・自由意志・社会変革の全問題を一篇に収めた思想小説の頂点である。
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罪と罰
フョードル・ドストエフスキーが一八六六年に雑誌連載した長編小説。ペテルブルクの元大学生ラスコーリニコフは、「非凡人は法を踏み越えてよい」という独自の論理に基づき、高利貸しの老婆とその妹を斧で殺害する。しかし予期に反して良心の呵責に苦しみ、聖娼ソーニャとの出会いを経て自首に至る。思想と良心の葛藤を凝縮した心理小説の傑作。