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宗教画
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エル・グレコ
本名ドメニコス・テオトコプロス(1541-1614)。クレタ島に生まれ、ヴェネツィアでティツィアーノに学び、ローマを経て1577年にスペインのトレドへ移住。伸張した人体・冷たい光・燃えるような空間で独自の宗教画世界を確立した。生前は評価が定まらず、没後に再発見されてセザンヌ・ピカソら近代絵画の源流として再評価された。
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ヒエロニムス・ボス
本名ヤーン・ファン・アーケン(1450頃〜1516)。ネーデルラントのス=ヘルトーヘンボスに生まれ、生涯その地で活動した。『快楽の園』をはじめとする三連祭壇画群は、宗教的寓意と悪夢的幻想を融合させ、人間の罪・欲望・救済を問う。存命中から王侯貴族に珍重され、没後500年を経た20世紀にシュルレアリストたちが先駆者として再発見した。
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ビザンティン美術
330年のコンスタンティノープル遷都から1453年の帝国滅亡まで、約1100年続いたビザンティン帝国の宗教美術。金地モザイク、平面的で左右対称な構図、威厳ある正面性(フロンタリティ)を特徴とする。アヤソフィア、ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂、イコン画が代表例である。
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カラヴァッジョ
ミラノ近郊生まれのイタリア・バロック絵画の先駆者。テネブリズム(暗闇主義)と呼ばれる強烈なキアロスクーロ、聖人を庶民として描く大胆な現実主義で、17世紀絵画の方向を決定づけた。殺人事件を起こし逃亡生活の果てに38歳で客死したが、作品は欧州全土の画家に直接的な衝撃を与えた。
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ラファエロ
ウルビーノ生まれのイタリア・ルネサンス盛期の画家・建築家。37歳の短命ながら、ペルジーノの優雅さ、レオナルドのスフマート、ミケランジェロの力強さを総合し、古典的調和の頂点を築いた。ヴァチカン署名の間『アテナイの学堂』、マドンナ像群、サン・ピエトロ大聖堂設計で知られる。