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1934年刊。フィッツジェラルドの最後の完成長篇。フランス・リヴィエラを舞台に、精神科医ディック・ダイヴァーが患者だった富豪の娘ニコルと結婚し、彼女の回復と引き換えに自己を失っていく過程を描く。才能・魅力・知性を持ちながら他者の回復に消費されていく人間の悲劇。