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古代・中世美術
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ビザンティン美術
330年のコンスタンティノープル遷都から1453年の帝国滅亡まで、約1100年続いたビザンティン帝国の宗教美術。金地モザイク、平面的で左右対称な構図、威厳ある正面性(フロンタリティ)を特徴とする。アヤソフィア、ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂、イコン画が代表例である。
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ゴシック建築
12世紀中葉、パリ近郊のサン・ドニ修道院長シュジェールに始まり、400年にわたり西欧の大聖堂建築を支配した様式。尖頭アーチ、リブ・ヴォールト、フライング・バットレス(飛び梁)の三位一体により、壁を薄く高く立ち上げ、広大なステンドグラスで光を満たす空間を実現した。
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ラスコー洞窟壁画
1940年に南仏ドルドーニュ県で偶然発見された後期旧石器時代の洞窟壁画群。約1万7千年前、マドレーヌ期のクロマニョン人が描いた牛・馬・鹿など約600点の動物像と1500点の記号を含む。鉱物顔料を用いた遠近感ある描写は、人類の象徴表現能力の原点を示す。
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パルテノン神殿
紀元前447年から432年にかけて、ペリクレス時代のアテネが建造したアテナ女神の神殿。ドーリア式を基調にイオニア式要素を融合し、エンタシス・スティロベートの微妙な曲線による視覚補正で知られる。イクティノスとカリクラテスが設計、フェイディアスが彫刻を総指揮した。
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ローマ建築
紀元前後から帝政期にかけて発展した古代ローマ建築。アーチ・ヴォールト・ドームの三位一体と、火山灰を混ぜたローマン・コンクリート(オプス・カエメンティキウム)により、ギリシア的列柱様式を超える巨大空間を実現した。パンテオン、コロッセウム、水道橋、公衆浴場はその典型である。