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中国
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中国の改革開放
1978年12月の中国共産党第11期三中全会で鄧小平が主導した、計画経済から市場経済への転換と対外開放政策。経済特区の設置、農村の家族請負制、外資導入により、中国は40年で世界第2位のGDP大国へと変貌した。
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儒教(宗教としての)
紀元前 5 世紀の孔子を起点とする東アジアの倫理的宗教・思想体系。神的存在への信仰より、天・祖先への崇敬と社会倫理(五倫・五常)を中核とする。中国・朝鮮・ベトナム・日本の社会構造を 2000 年以上規定し、現在もアジア企業文化の深層に生きる。
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漢帝国とシルクロード
紀元前202年、劉邦が項羽を破り建国。前漢・後漢あわせて約400年続き、中国文化の基礎を築いた王朝。武帝期に張騫を西域へ派遣してシルクロードを開通させ、中央アジアを経由してローマ帝国まで絹を運ぶユーラシア横断の交易網が成立した。長距離バリューチェーン確立の古典例。
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秦の統一と度量衡
紀元前221年、秦王政が戦国六国を滅ぼし中国を統一、自らを「始皇帝」と称した。郡県制による中央集権、度量衡・文字(小篆)・貨幣(半両銭)・車軌の統一、万里の長城の連結——これらは広域帝国のインフラ標準化であり、後の漢帝国以降二千年の制度的基盤を敷いた。プラットフォーム戦略の古代版。
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殷王朝と甲骨文字
紀元前16世紀頃から紀元前11世紀頃まで中国黄河中流域で栄えた、考古学的に実在が確認された最古の中国王朝。殷墟から出土した甲骨文字は、亀甲や獣骨に占いの結果を刻んだ記録で、漢字の原型となった。祭祀・戦争・農事に関する王の問いと神の答えの記録は、人類最古級の組織記録である。
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春秋戦国時代
紀元前770年の周の東遷から紀元前221年の秦の統一まで、約550年続いた分裂・競争の時代。前半の春秋時代(覇者による諸侯秩序)と後半の戦国時代(七雄の総力戦)に分かれる。激烈な生存競争が軍事・経済・行政の革新を生み、諸子百家(儒家・法家・道家・墨家など)の思想も同時期に花開いた。
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唐の国際主義と長安
唐(618〜907年)は、首都長安を世界最大の国際都市として繁栄させた中国の大王朝。シルクロードを通じてペルシア・ソグド・インド・日本の人々が集い、仏教・ネストリウス派・マニ教・イスラム教が共存した。科挙と律令により実力本位の官僚制を整え、東アジア文化圏の原型を築く。
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道教
老子・荘子の『道家』思想と、神仙思想・不老長生の術・呪術・儀礼が融合した中国固有の宗教。2 世紀後半の『太平道』『五斗米道』に組織的起源を持つ。仏教・儒教とならぶ『三教』の一つで、日本文化にも陰陽道・風水・中国武術などを通じて深く浸透した。
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周の天命思想
紀元前1046年頃に殷を滅ぼした周王朝が、武力による王朝交代を正当化するために体系化した思想。天は徳ある者に統治を委ね、徳を失えば天命は別の者に移る、とする。以後三千年の中国政治思想の基軸となり、易姓革命の論理の土台となった。統治権の「根拠」を問う発想そのものの始まり。