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シェイクスピア後期ロマンス劇の一つ。シチリア王レオンテスの根拠なき嫉妬が妻と王国を破滅に追いやる前半と、16年後の娘ペルディタを軸にした和解・再生の後半から成る。喪失・時間・贖罪を主軸とし、悲劇と喜劇の両構造を一作に内包する。
シェイクスピア晩年のロマンス劇で、単独執筆の最後の戯曲。ミラノを追放された大公プロスペロは、孤島で魔術を修め、幼い娘ミランダと精霊エアリエル、怪物キャリバンと暮らす。十二年後、弟らが乗る船を嵐で島に導き、復讐の機会を得るが、最後には魔術を捨てて赦しを選ぶ。作家自身の引退を重ねて読まれてきた作品である。