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自由主義
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隷従への道
フリードリヒ・ハイエク(1899-1992)が1944年に刊行した政治経済学の名著。社会主義的計画経済は善意から出発しても必然的に全体主義に帰結するという主張を、知識の分散性と価格メカニズムの不可欠性から論証した。第二次大戦期に書かれ新自由主義の思想的支柱となり、サッチャー・レーガン時代の政治転換に直接影響を与えた。
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自由論
ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873)が1859年に刊行した自由主義の金字塔。『他者に危害を及ぼさない限り、個人の自由は制限されない』という他者危害原則を提示し、多数派の専制からの個人の保護を説いた。思想・言論の自由、個性の擁護、多様性の重要性を論じ、現代の表現の自由論・リベラリズムの基礎となった。
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統治二論
ジョン・ロック(1632-1704)が1689年に刊行した政治哲学の古典。第一論で王権神授説を批判し、第二論で自然状態・所有権・社会契約・抵抗権を論じた。生命・自由・財産は譲渡不可能な自然権とされ、政府はその保護のために存在する。アメリカ独立宣言やフランス人権宣言に直接影響し、近代自由主義の聖典となった。