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漢字文化圏に発展した書字の芸術。中国・前漢期に毛筆が普及し、楷書・行書・草書・篆書の書体が成立した。日本には6世紀以降に伝来し、平安期に仮名書道が確立、空海・小野道風・藤原行成ら三跡が基盤を築いた。単なる技術ではなく、筆者の精神状態が線に直接現れるとされる内面の芸術である。
筆と墨を主媒体とする中国固有の絵画体系。前漢期の帛画から唐代の院体画、宋代の山水画、元代の文人画へと発展し、「気韻生動」を最高の価値基準とした。書と絵画を同一の精神的営みとみなす「書画同源」の思想が技法と美学の両面を規定している。