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情報科学
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ARPANETとインターネットの起源
1969年、米国防総省高等研究計画局(ARPA)の予算で構築された実験的コンピュータネットワーク。パケット交換方式と分散制御を採用し、核攻撃に耐える通信網として構想された。TCP/IP(1983年採用)を経て現代インターネットに発展し、グローバルな情報基盤の礎となった。
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ムーアの法則
1965年、インテル共同創業者のゴードン・ムーアが発表した、集積回路上のトランジスタ数が約24ヶ月で倍増するという経験則。技術的予測を超え、半導体業界の計画目標・投資指針として機能し、50年にわたり情報技術の指数的進歩を駆動した。物理的限界への接近に伴い、近年はその終焉が議論されている。
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シャノン情報理論
1948年、ベル研究所のクロード・シャノンが論文『通信の数学的理論』で創始した情報理論。情報量をビットで定量化し、通信路容量、符号化定理、エントロピーを数学的に定式化した。デジタル通信、データ圧縮、誤り訂正、暗号、機械学習の理論的基礎となり、情報社会を支える最深の理論となった。
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チューリングマシン
1936年、アラン・チューリングが論文『計算可能数について』で提示した抽象的計算機械のモデル。テープ・読み書きヘッド・状態遷移規則からなる単純な機械で、あらゆるアルゴリズム的計算を実行できる。計算可能性の理論的定義を与え、停止問題の決定不能性を証明し、現代計算機の数学的基礎となった。
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ノイマン型アーキテクチャ
1945年、ジョン・フォン・ノイマンがEDVAC報告書で定式化した計算機設計原理。命令とデータを同一メモリに格納し、CPU・メモリ・入出力を分離するプログラム内蔵方式。現代のほぼすべての汎用コンピュータが踏襲する基本構造であり、コンピュータ科学の礎となる設計思想を確立した。