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ジャン=ポール・サルトルが1938年に刊行した処女長編小説。歴史家ロカンタンが物の剥き出しの存在感に圧倒される「嘔吐」を通じて、「存在は本質に先立つ」という実存主義の根本命題を物語として形象化した。後の主著『存在と無』(1943)の哲学的展開を先取りする。