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夏目漱石
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坊っちゃん
1906年、夏目漱石が雑誌『ホトトギス』に発表。東京物理学校卒の直情径行な青年が四国・松山の中学校に赴任し、表向き紳士的な教頭・赤シャツら狡猾な同僚と衝突する。誠実な主人公と老婆・清の対比が軸をなし、組織の論理と個人の倫理の衝突を描く。
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こころ
1914年、朝日新聞に連載された夏目漱石の代表作。語り手の青年と謎めいた「先生」の関係を軸に、友人Kへの裏切りと自責が生んだ孤独を描く。「明治の精神」の終焉とともに先生が自裁するラストは、個人の内面と時代の断絶を凝縮した。
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三四郎
1908年(明治41年)、夏目漱石が朝日新聞に連載した長編小説。熊本から上京した小川三四郎が学問・社会・恋愛の三世界に直面し、近代化の中で自己を模索する青春の物語。「迷える子(ストレイシープ)」という言葉が示すように、方向を見失った若者の姿を鮮明に描く。漱石三部作の第一作にあたる。