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免疫学
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血液型
1901年にカール・ラントシュタイナーが発見したABO式血液型は、赤血球表面の糖鎖抗原の有無による分類体系。輸血医学・臓器移植を革命的に進歩させた。一方、日本で広まった血液型性格診断は科学的根拠を持たない俗説であり、確証バイアスと統計的誤謬の典型事例として心理学で論じられる。
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免疫システム
脊椎動物が備える多層的な生体防御システム。病原体・異物を「非自己」として認識し排除する。大きく自然免疫(即時・非特異的)と適応免疫(記憶・特異的)に分かれ、T細胞・B細胞・抗体・補体などが協調して機能する。過剰反応はアレルギーや自己免疫疾患を引き起こす。
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ワクチンの原理
病原体やその成分(抗原)を体内に投与し、免疫系に病原体の記憶を形成させる予防医学の根幹技術。1796年、エドワード・ジェンナーが牛痘を用いた天然痘予防で原理を確立。以後パスツールの細菌学、近年のmRNA技術まで発展し、感染症制御の主柱となっている。