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モダニズム文学
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ダロウェイ夫人
1925年にヴァージニア・ウルフが発表したモダニズム小説。ロンドンの一日(1923年6月)を舞台に、上流社会の女主人クラリッサと第一次世界大戦の傷を負う帰還兵セプティマスの並行する意識を描く。「意識の流れ」技法の代表作であり、時間・記憶・アイデンティティの断片的な構造が特徴。
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灯台へ
1927年、ヴァージニア・ウルフが発表した長編小説。スコットランドの孤島を舞台に、ラムジー一家の夏の滞在と10年後の再訪を描く。意識の流れ技法によって複数の主観が交錯し、時間・喪失・芸術創造の主題が編み込まれている。灯台は到達への渇望そのものを象徴し、「到達」より「渇望し続ける過程」に人間の本質を見出す構造を持つ。